皆さんは、自分の運動能力を知っていますか?
子どもの運動能力、運動適性を、勝手に決めつけてはいませんか?
私は子供の頃、運動が苦手だと思っていました。
運動会での「かけっこ」が遅かったからです。
かけっこが遅かったので、私は運動が苦手だと思い込んでいました。
大人になり、健康運動指導士という資格をとった今では、間違った認識をしていたということに気付きましたけどね。
健康運動指導士とは「保健医療関係者と連携しつつ安全で効果的な運動を実施するための運動プログラム作成及び実践指導計画の調整等を行う役割を担う者をいいます」(公益社団法人 健康・体力づくり事業財団HPより)
医療機関だけでなく、フィットネスクラブのトレーナーとして活躍している人も多い資格です
今は、球技以外はまぁ苦手というほどでもないかな?むしろ得意な競技もあるなと思っています。
運動神経は遺伝?
自分に子どもが出来ると、恐らく一度は気にしたことがあるのではないでしょうか?
『運動神経は遺伝するのか?』
自分が運動音痴だったとすると尚更気になりますよね。
我が家の夫は...運動神経は良くない方かと思います(^^ゞ
私は...すこぶる良いわけではありませんが、まあまあだと思っています。
気になる子どもたちは
長男...残念ながら運動音痴かと(TдT)
長女...まだ不明。長男よりはマシな感じ
う〜ん、私としては、夫の運動能力が遺伝しているように感じます。
しかし、運動神経は遺伝ではないと言われています。
運動神経とは?
そもそも、運動神経とは何でしょう?
運動神経とは、運動能力が秀でているということではなく、イメージ通りに体を動かすことが出来るということです。
目で見て、耳で聞いた通りに、体を思ったように動かすことが出来るということが、運動神経がいいということです。
要するに、真似がうまい子ということになるでしょうか。
ここで勘違いしやすいのが、運動神経=身体能力ではないということ。
身体能力とは?
身体能力とは、骨格や筋肉、視覚聴覚など、もともと持って生まれた、運動機能に関する能力のことです。
身長の高さや筋肉の種類の比率などは、ある程度の遺伝要素があります。
したがって、運動能力=運動神経+身体能力ということです。
なので、オリンピック選手の子どもがオリンピック選手だったりするのは、運動神経+高い身体能力を持ち合わせていることが多いからだと思われます。
運動音痴の親の子どもが運動音痴に見えるのはなぜ?
なぜでしょうね、自分が運動音痴だと、我が子も運動音痴に見えるのです。
運動会のかけっこなどを見ていると、一目瞭然だったりしますよね。
転びそうになりながらドタドタとどんくさい走り方をする我が子...
その隣を、バネのある走りで走っていくお友達...
そんな時は運動音痴の親でごめんね〜(^^ゞと思います。
でも本当は、運動神経がめざましく発達する5歳位までの生活環境が大きく影響すると言われています。
小さな頃に、たくさん外遊びをして、たくさん体を動かして遊ぶことで、滑らかな動きや瞬発力などを養うことができます。
親が運動が苦手だと外遊びの機会が減ったり、勝手に子どもも運動が苦手だと思って、体を使ったアクティブな遊びが少なくなったりすることがあるようです。
プロスポーツ選手を目指す
運動能力について大体おわかりになったでしょうか。
5歳位までにきたえられた運動神経と、(ある程度)遺伝でもらった身体能力が運動能力を形成するということです。
運動神経は遺伝ではないので、どんな身体能力を持っているかを明確に知ることで、向いている競技や適したポジションを見つけることができます。
身体能力を検査する
私たちが小さい時は、身体能力を検査する方法というのは、一般的ではありませんでした
運動をやらせてみて、特定の競技をやらせてみて、何となく身体能力があるかないかを判断するしかなかったですよね?
しかし、今では『遺伝子検査』という方法があるのは知っていますか?
GIQ子ども能力遺伝子検査で、子どもの口腔粘膜を採取して郵送するだけで、検査結果がわかります。
しかも、安心の国内検査機関で、結果には医師のコメント付きということです
検査結果はその子の身体能力を評価する一つのものさしとして、子育てに活かすというのが大事です
また、くりかえしになりますが、遺伝要素だけではなく、環境要素も運動能力には大事ですから、運動環境にも配慮しましょう!リオオリンピックで金メダルを獲得した萩野公介選手のお母さんは「遺伝的な要素はゼロですよ」と言っています(毎日新聞より)
こちらは、原則20才以上(小学生以下は検査受付していません、中学生以上は親権者の同意が必要)の検査ですが、
- 自分がどのような競技に向いているのか?
- 効果的なトレーニングはどんなものか?
といったことを確認することができます!
お子さんが部活動などで伸び悩んでいるときなどに使用するといいかもしれません
子どもがやっているスポーツが向いているか、どんなトレーニングが合っているか、参考に検査してみてはいかがでしょうか?
あなたと子どもの輝かしい未来が開けるかもしれませんよ✨