【iDeCo】楽天証券の『イマカラ』『ドレカラ』のイイところ、イマイチなところ

みなさん、こんにちはぐりこです

楽天証券で個人型確定拠出年金の申し込みをしたぐりこですが、その申込書類の中に『イマカラ』と『ドレカラ』という冊子が入っていました。

今回はこれを取り上げたいと思います

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イマカラ

イマカラの概要

イマカラは表紙にもあるように、個人型確定拠出年金についてわかりやすく書かれているガイドブックです。

制度の全体像や節税金額の計算シートなどがついていて、初心者にもわかりやすくなっています。

また、冊子を開いた1ページ目には、FP業界では有名な『竹川美奈子』さんのインタビュー記事が載っており、力を入れているなという感じを受けます

イマカラのイイところ

なんといっても、『初心者にわかりやすく制度の概要を説明している』という点です。

イラストや図を多く使用して、見やすくすると伴に、文章量が少ないのでサラッと読めます

それでいて、重要な点はしっかりと押さえているので、これ一冊読めば最低限の知識は身に付きそうです

イマカラのイマイチなところ

イイところの裏返しになるのですが、細かい部分の説明がされていません

例えば、運用時の税制ですが、運用益や配当益が非課税になるのはいいんですが、小さく

※確定拠出年金の年金資産には特別法人税がかかりますが、現在は凍結されています

と書かれているのみで、税率やいつまで凍結されているのかが明確になっていません

個人的には、特別法人税の問題は無視できないと思っているので、せめて税率と凍結時期には触れた方がいいと思います

また、楽天証券の商品についても、分類と名称が記載になっているのみで、これだけで『楽天証券』を選択するのは危険かなと思います

これについては、ドレカラで補完していると考えられなくもないですが、

実は、ぐりこの申込書類にはドレカラが入ってなかったんですよ!

でも、夫の申込書類には入っているというね!これどういうことなんですかねぇ楽天証券さん!

ドレカラ

ドレカラの概要

ドレカラは楽天証券で取り扱っている個人型確定拠出年金の商品ラインナップです。

各商品について、

  1. 商品分類(運用対象が株なのか債券なのか、国内なのか海外なのかといったもの)
  2. ファンドスコア(楽天証券独自の基準?)
  3. ファンドの管理費用(含む信託報酬)
  4. アナリストコメント
  5. 設定来の基準価格等の推移グラフ

を記載しており、わかりやすくなっています↓

ドレカラのイイところ

イマカラのところでも記載したんですが、運用商品について、最低限押さえておきたい部分(特に3.ファンドの管理費用が重要)が記載されており、これであれば、商品選択に活かせそうです

また、5.設定来の基準価格等の推移グラフが載っているため、直感的にその商品が分類平均よりいいのか悪いのかを判断することはできそうです

ドレカラのイマイチなところ

アナリストコメントとして、

投信のプロ ファンドアナリストの篠田尚子が各ファンドの特徴を解説いたします。

となっているんですが、本当に当たり障りのないコメントで、正直、この篠田さんが書いたものなのか、モーニングスターの説明分をコピペしたのかわからないぐらいです

せっかく、『アナリストコメント』ってなっているんですから、もっと深い内容を期待してしまうのはぐりこだけでしょうかね!?

あと、費用(コスト)として、結構大事な『信託財産留保額』が載ってません

商品選択にはすべての費用(コスト)が明らかになっていないと、不利な選択をしてしまう可能性が高いですので、是非記載して欲しかった

最後に、誤字を見つけました『元本確保型商品』の『利息計算方法』で「不利単位~」となっていますが、正確には「付利単位~」ですね

まとめ

全体としては、『パッと見はよくできている』んですが、『これだけで商品選択するのは危険』という結論です。

ただ、全体像を掴むことや、ファンドの管理費用がある程度安い(例えば0.5%以下とか)ものに絞って考えてみるといったことには使えそうです

ただ、やはり、詳細な部分は自分で調べなければならないと思います

ぐりこも、大事なところや見逃されている部分を記事にアップしていきたいと思います

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