みなさん、こんにちはぐりこです。
先日、運営管理機関の口座管理手数料に着目して、おススメの金融機関を紹介しました。
その時、紹介した3社以外にも、条件付きで口座管理手数料が無料になる金融機関があることを発見しました。
そこで、他にもないか探してみました。
そうしたら、あるじゃないですか~
早速紹介します
新・条件付きで手数料無料になる金融機関
それは『損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント』です
名前がながっ!そして相当マイナーです(関係者の皆様読んでいたらすみません(^_^;))
損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントは
日本国内の3メガ損保の一角である「SONPOホールディングス」の完全子会社で、投資顧問業務や投資信託委託業務といった、いわゆるアセットマネジメント業務を行う会社です。
簡単に言うと顧客(個人や法人)に対して、様々な情報や商品を提供し、資産を守ったり、増やしたりするサポートをする会社です。
気になる手数料は?
損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの運営管理機関としての口座管理手数料は、
①毎月の掛金金額
②年金資産残高
の二つの条件で決定します
出典:損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントHPより
ちょ、ちょっと
毎月の掛金が2万円以上なら、年金資産残高がいくらでも
最初から口座管理手数料無料じゃないですか!
これは相当ヤバいですよ!
毎月の掛金が1万円以上、2万円未満でも、
年金資産残高が100万円未満なら、月額140円(税込)、
年金資産残高が100万円以上になれば、無料!
イデコトリデンテの一角SBI証券は年金資産残高が50万円未満は月額324円(税込)なので
ぎりぎり、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの方が手数料負担総額は安くなりそうです!
運用商品はどうなの?
口座管理手数料が無料になるとしても、運用商品はどうでしょうか?
運用商品が自分に合ったものがなかったり、あっても信託報酬が高いと意味がありません。
具体的には、以下のようになっています
残念ながら、まともな商品が一個もありませんね(汗)
まず、全部アクティブ型です・・・パッシブ型(インデックス型)を一切取り扱わないない運営管理会社って他にないんじゃないですか?
加えて、信託報酬も年率1%前後のものばかり
さらには、毎月分配型もありますよ!
はっきり言ってダメダメですね
もしかして、隠れた優良運用先みつけたか?
と思った、ぐりこのドキドキを返してほしい!
まとめ
口座管理手数料は低く設定されているのですが、運用商品は信託報酬の高いアクティブ型ばかりでした。
おそらくは、口座管理手数料が低い分を運用商品の信託報酬で回収するという考え方なのかもしれませんが、今どきの投資家は賢いからすぐに見破られちゃうと思うんですけどねぇ・・・
結論としては、万人に有利な運営管理会社とは言えず、いまのところ、おススメ3社に割って入るレベルではありませんでした。
考察
そんな、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの個人型確定拠出年金ですが、敢えて、活用する方法がないか考えてみました。
元本確保が最優先の人
『運用』という意味では、元本確保型で運用するというのは、どうなのかなとぐりこは思いますが、まだまだ元本確保が絶対条件という方は多いと思います。個人型確定拠出年金は税制優遇があるので、通常の預貯金や保険商品よりも有利でしょう。
そのような方であれば、無理に投資信託などの元本割れリスクをとる必要もないので、アクティブ型で信託報酬の高い投資信託は無視して元本確保型の商品を選択すれば、口座管理手数料が無料のメリットを最大限に享受できますね!
禁断のリレー投資?
最初は、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントで年金資産残高を積み上げて、年金資産残高が50万円を超えたところで、SBI証券に運営管理機関を変更するという禁断のリレー投資!
これ、結構ありなんじゃないでしょうか!?
運営管理会社の変更でどのくらいの手数料がかかるのか不明なのですが、多くても3,000円くらいかなと思いますので、メリットはありそうです
注意点
いずれの場合も、最初から口座管理手数料が無料になる掛金2万以上の方でないとあまりお得じゃなさそうです。月額上限1万2千円の方は、おススメのイデコトリデンテでスタートするのが無難だと思います。
以上、iDeCoで条件付き手数料無料になる金融機関『損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント』を紹介しました。